トヨタ、量販型FCバス「SORA」発売 2020年までに100台以上普及へ

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ SORA
トヨタ SORA 全 11 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、量販型燃料電池バス(FCバス)『SORA』の型式認証をFCバスとして国内で初取得し、3月7日より販売を開始。2020年までに東京を中心に100台以上の普及を目指す。

【画像全11枚】

SORAは、FC自動車『MIRAI』向けに開発した「トヨタフューエルセルシステム」を採用。走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、騒音や振動が少ない快適な乗り心地を実現した。また、大容量外部給電システムを搭載。最高出力9kW、供給電力量235kWhという高出力かつ大容量の電源供給能力を備え、災害時に電源として利用できる。

機能面でも、すべての人がより自由に移動できるよう、日本初となる3つのシステムを搭載。未使用時は自動格納する横向きシートを採用し、ベビーカーや車いす利用者と一般利用者の居住性を両立させた。視界支援カメラシステム(バス周辺監視機能)は、車内外に配置した8個の高精細カメラの画像を運転席モニターに表示。停車時には周囲の歩行者や自転車などの動体を検知し、運転手へ音と画像で知らせ、注意を促す。さらに、急加速を抑制し緩やかな発進を可能とする加速制御機能を採用。車内で立っている利用客の安全性にも配慮した。

デザインは、従来の路線バスに見られる六面体(箱形)から大きく異なる立体的な造形を追求。前後ランプにLED採用し、一目でFCバスとわかる特徴的なデザインとした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  4. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  5. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る