『CLA』とは異なる新規モデルとして、メルセデスベンツ『Aクラス』に初めて設定される4ドアセダン。そのプロトタイプがニュルブルクリンク北コースで高速テストを開始した。
ニュルで捉えたプロトタイプは、シングルバー・グリルに、CLA風ヘッドライトを装着。短いフロント&リアオーバーハング、大きなサイドウィンドウ、高いベルトラインが確認できる。サイド/リアを捉えた写真からは、スポイラー付きのコンパクトなトランクルーム、短めの後席ドアがはっきりと見え、ボディサイズの小ささを印象づけている。
今回は、最新のパワートレイン情報も入手。最高出力163ps、最大トルク250Nmを発揮する1.3リットル直列4気筒ガソリンエンジン「A200」、最高出力224ps、最大トルク350Nmを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンエンジン「A250」、最高出力116ps、最大トルク260Nmを発揮する1.4リットル直列4気筒ディーゼルエンジン等がラインアップされる。またPHEVを計画しているという噂もある。
室内では、ハッチバックから継承されるハイテクキャビンが期待出来る。3スポークステアリングホイール、円形通気口、最大10.25インチのデュアルワイドディスプレイを備える「MBUX」(メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンス)が搭載される。
ワールドプレミアは、2018年後半と見られている。