日産 NV350キャラバン、3万8000台をリコール 走行中にエンジン停止のおそれ
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ディーゼルエンジンのバキュームポンプにおいて、オイルホースの耐久性が不足しているため、オイルの圧力変動による変形が繰り返されて亀裂が生じるものがある。そのため、エンジンオイルが漏れて警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、エンジンが潤滑不良となり、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
対象となるのは、日産『NV350キャラバン』といすゞ『コモ』の2車種で、2012年6月16日~2015年5月21日に製造されたディーゼル車3万83585台。改善措置として、全車両、バキュームポンプのオイルホースを対策品と交換する。
不具合は77件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。
《纐纈敏也@DAYS》