日産 NV350キャラバン、3万8000台をリコール 走行中にエンジン停止のおそれ

自動車 テクノロジー 安全
日産NV350キャラバン
日産NV350キャラバン 全 2 枚 拡大写真

日産自動車は3月29日、『NV350キャラバン』のオイルホースに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

ディーゼルエンジンのバキュームポンプにおいて、オイルホースの耐久性が不足しているため、オイルの圧力変動による変形が繰り返されて亀裂が生じるものがある。そのため、エンジンオイルが漏れて警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、エンジンが潤滑不良となり、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

対象となるのは、日産『NV350キャラバン』といすゞ『コモ』の2車種で、2012年6月16日~2015年5月21日に製造されたディーゼル車3万83585台。改善措置として、全車両、バキュームポンプのオイルホースを対策品と交換する。

不具合は77件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  5. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る