ボルボと兄弟、中国吉利の「つながる」新ブランドが新型SUV発表…欧州市場に進出へ
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Lynk & Coは2017年春、中国で開催された上海モーターショー2017で発表。世界で最も進んだコネクテッドカーブランドを標榜。また、新たなシェア形態を基本にしたビジネスモデルとなり、オープンデジタルプラットフォームをベースに自動車を生産するなどの特徴を持つ。
同ブランドの第一弾として登場したのが、『Lynk & Co 01』。ハイテクを装備したSUVで、同じく吉利傘下のボルボカーズの新世代小型車用車台、「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)を共有して開発された。
今回、Lynk & Coはオランダにおいて、同ブランドの第三弾モデル、Lynk & Co 02を初公開。同時に、欧州市場への進出も発表した。Lynk & Co 02も、ボルボカーズとCMAを共有する。
Lynk & Co 02は、コネクティビティを追求した新型SUV。ユーザーは、世界初の車内シェアボタンを使用したシェア機能からワイヤレス充電、Lynk & Co専用のアプリストアまで、車内で提供される幅広いコネクテッド技術にアクセスできる。常にインターネットと車両独自のクラウドに接続されており、全車に大型タッチスクリーンと高度なテレマティックスシステムを採用。同社は、「車輪付きスマートフォン」と表現している。
《森脇稔》