東レ、グループで法令違反なし 品質データ改ざん問題での調査結果

自動車 ビジネス 企業動向
東レウェブサイト
東レウェブサイト 全 1 枚 拡大写真

東レは、子会社の東レハイブリッドコードでのタイヤコードの品質検査データを書き換えていたことが発覚したのを受けて実施してきたグループ全社のコンプライアンス状況の調査結果を発表した。

調査では、東レグループ全社の品質データを取り扱う社員と、その管理監督者9727人を対象に、アンケート方式で品質データに関する問題について、期間を特定せず、自分自身の問題に限らず、見聞きしたことや過去の問題、品質データの不適切な取扱いを防止するための意見や日頃の業務において改善すべきと思う点などを含め、幅広く回答を求めた。

回答が不明確なものに対しては更に詳細説明を求め、データの確認や、関係者へのヒアリングなど、追加調査して内容を精査した。この結果、法令違反や製品の安全性に影響する事案はなく、公表すべき案件はないことを確認したとしている。

また、調査の方法や内容、結果、今後実施する施策の妥当性については、有識者委員会に委嘱し、調査資料や詳細説明、委員会による関係者ヒアリングの検証の結果、妥当であるとの評価を得たとしている。

一方、同社では品質保証に関するコンプライアンス体制の強化、データ管理システムの整備、品質規格の随時点検、測定装置の維持管理強化などの施策を推進する方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 30年ぶりの快挙!ランチア『イプシロン ラリー4 HF』、欧州選手権で初勝利
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  5. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る