ドゥカティジャパンは東京モーターサイクルショー2018に、2017のEICMAミラノモーターサイクルショーで発表された新型車と、ミラノと同様のコンセプトを踏襲し、プレミアムテイストを演出した展示を行なった。
展示の目玉は『パニガーレV4』。4気筒エンジンを搭載する初の量産型ドゥカティで、「デスモセディチ・ストラダーレ」と名付けられたエンジンはMotoGP用ユニットから派生した。排気量1103cc、最高出力214psで、パワー/ウェイト・レシオは1.1ps/kg。
「ムルティストラーダ」シリーズにはアップグレードが施され『ムルティストラーダ1260』が登場した。排気量1262ccの新エンジンはドゥカティ・テスタストレッタDVT(デスモドロミック・バリアブル・タイミング)を採用。
初登場から25年が経過した「モンスター」シリーズは、『モンスター821』に大幅なアップグレードが施された。
「スクランブラー」シリーズには新モデル『スクランブラー1100』が加わった。排気量の大きなエンジンを採用、経験豊富なライダーの厳しい要求にも応える一方で、スクランブラーの特徴である「走る楽しさ」、「優れたスタイル」、「自由な精神」は受け継がれているという。