三菱の米国販売22.7%増、SUVが71%増と牽引 2018年第1四半期

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三菱エクリプスクロス(写真は北米仕様)
三菱エクリプスクロス(写真は北米仕様) 全 6 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは4月3日、2018年第1四半期(1~3月)の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は3万5772台。前年同期比は22.7%増と、2桁増を達成している。

画像:三菱の米国主力車

全販売台数3万5772台の内訳は、乗用車が前年同期比40.2%減の7594台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラック系は、前年同期比71.3%増の2万8178台と、引き続き好調だった。

SUVでは、2010年秋に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が回復。第1四半期は1万3430台を売り上げた。前年実績に対して、ほぼ2倍と大幅に増加する。

また、『アウトランダー』は第1四半期、1万3099台を販売。前年同期比は36.6%増と、引き続き大きく伸びた。コンパクトカーの『ミラージュ』は、5532台にとどまり、前年同期比は26%のマイナス。

米国市場に投入されたばかりの新型SUV、『エクリプス クロス』は、立ち上がりが好調。第1四半期は、653台を販売した。

この他の車種では、『ランサー』(日本名:『ギャランフォルティス』)が、前年同期比60.5%減の2062台と減少傾向。『アウトランダーPHEV』は996台を販売している。

三菱自動車の2017年の米国新車販売台数は、2007年以降で初の10万台超えとなる10万3686台。前年比は7.7%増と、5年連続で前年実績を上回った。

《森脇稔》

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