日産の米国販売が0.2%減、SUVは6.1%増 2018年第1四半期

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日産自動車の米国法人、北米日産は4月3日、2018年第1四半期(1~3月)の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は41万6003台。前年同期比は0.2%減だった。

画像:日産の米国主力車

全販売台数41万6003台のうち、乗用車は前年同期比7.2%減の18万2441台。SUVなどのライトトラックは、6.1%増の23万3562台。また、全販売台数41万6003台のうち、日産ブランドは37万5116台。前年同期比は0.5%増だった。

日産ブランドの乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、6万3406台。前年同期比は14.3%減と、引き続き落ち込む。『セントラ』は6万0002台を販売。前年同期比は16.7%増と前年超え。『ヴァーサ』は2万5365台にとどまり、前年同期比は18.4%減と減少傾向。大型セダンの『マキシマ』は、11.8%減の1万3754台と落ち込む。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(日本名:『エクストレイル』)が、新記録の11万6454台を販売。前年同期比は14.8%増と2桁の伸び率。日産ブランドの最量販車となった。大型ピックアップトラックの『タイタン』は、12.7%増の1万2724台と、新型が好調。『ムラーノ』は、20.1%増の2万0722台と増加に転じた。

日産の2017年米国新車販売台数は、新記録となる159万3464台。前年比は1.9%増だった。乗用車は73万1687台にとどまり、前年比は9.8%減。一方、SUVなどのライトトラックは過去最高の86万1777台。前年比は14.4%増と、2桁の伸び率を達成している。

《森脇稔》

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