日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会は4月6日、2018年3月および2017年度(2017年4月~2018年3月)の通称名別新車販売台数(速報)を発表した。
●N-BOX、7か月連続トップ 3月
3月は、新型モデルが好調のホンダ『N-BOX』が、前年同月比2.8%増の2万6851台で7か月連続トップとなった。
2位は登録車トップの日産『ノート』で、同20.6%減の1万9356台。3位には昨年末フルモデルチェンジを受けたスズキ『スペーシア』で、同24.4%増の1万8711台だった。
軽自動車勢が好調で前月同様、上位6台中5台を独占。登録車2位のトヨタ『プリウス』は7位に終わった。
3月の車名別新車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同
月比)。
1位:N-BOX(ホンダ)2万6851台(2.8%増・7か月連続増)
2位:ノート(日産)1万9356台(20.6%減・5か月連続減)
3位:スペーシア(スズキ)1万8711台(24.4%増・17か月連続増)
4位:ムーヴ(ダイハツ)1万7465台(15.8%増・2か月連続増)
5位:デイズ(日産)1万6233台(14.2%減・2か月連続減)
6位:タント(ダイハツ)1万5783台(17.8%減・5か月連続減)
7位:プリウス(トヨタ)1万5688台(30.1%減・16か月連続減)
8位:セレナ(日産)1万5080台(3.5%増・6か月ぶり増)
9位:アクア(トヨタ)1万4778台(17.0%減・2か月連続減)
10位:ワゴンR(スズキ)1万4392台(3.2%増・2か月ぶり増)
●N-BOX、暦年・年度ともにトップ 2017年度
2017年度は、ホンダ『N-BOX』が前年度比16.2%増の22万3449台で、年度としては初のトップとなった。またN-BOXは暦年でも首位を獲得しており、ホンダ車が暦年・年度ともにトップとなるのは、2002年の『フィット』以来、15年ぶり。2位は同33.8%減の14万9083台を販売したトヨタ『プリウス』。首位N-BOXに7万台以上引き離された。3位は昨年8月にマイナーチェンジを受けたダイハツ『ムーヴ』で同26.5%増の14万5643台だった。
トップ10のうち軽自動車は7車種がランクイン。登録車はプリウス、日産『ノート』、トヨタ『アクア』の3車種にとどまった。
2017年度の新車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年度比)。
1位:N-BOX(ホンダ)22万3449台(16.2%増・2年連続増)
2位:プリウス(トヨタ)14万9083台(33.8%減・3年ぶり減)
3位:ムーヴ(ダイハツ)14万5643台(26.5%増・2年連続増)
4位:デイズ(日産)13万6505台(32.3%増・3年ぶり増)
5位:タント(ダイハツ)13万4660台(9.5%減・3年連続減)
6位:ノート(日産)13万1119台(5.8%増・2年連続増)
7位:アクア(トヨタ)12万8899台(17.1%減・4年連続減)
8位:ワゴンR(スズキ)12万1224台(45.7%増)
9位:スペーシア(スズキ)11万3691台(22.6%増・2年連続増)
10位:ミラ(ダイハツ)10万4221台(52.9%増)