大正生まれJR検修庫の赤レンガを出品…えちごトキめき鉄道が初めて鉄道部品を販売 4月22日

鉄道 エンタメ・イベント
糸魚川駅構内検修庫(1990年)
糸魚川駅構内検修庫(1990年) 全 3 枚 拡大写真

新潟県のえちごトキめき鉄道は4月22日、同社初の鉄道部品販売会を糸魚川駅(新潟県糸魚川市)改札口前特設会場で開催する。

「第1回トキ鉄販売プロジェクト」と題したこの販売会では、えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(直江津~市振間)の前身である北陸本線や、観光列車『えちごトキめきリゾート雪月花』にちなんだものが用意される。

なかでも注目は、2010年まで糸魚川駅構内にあった旧JR西日本糸魚川運転センター検修庫の一部に使われていた赤レンガ。検修庫は大正時代の1922年に建てられた歴史的な建造物だったが、北陸新幹線金沢延伸に伴なう糸魚川駅高架化工事で解体。その時、えちごトキめき鉄道がJR西日本から譲り受けて保管していた20個を初めて出品する。

このほか、名立駅(新潟県上越市)の出発信号機や場内信号機、ATS地上子カバー、JR直江津駅(新潟県上越市)の発車時刻表や列車編成表、特急『はくたか』などの号車番号札、駅のスピーカーなどの出品が検討されている。

販売は、赤レンガが先着順で、それ以外は、抽選または入札形式となる。当日は13時に受付を開始し、15時までに抽選・入札を行なう。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  4. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る