日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、軽商用バン『NV100クリッパー』にライフケアビークル(福祉車両)「チェアキャブ」を新たに設定し、6月より販売を開始する。
NV100クリッパー チェアキャブは、車両後部から車いすのまま乗り込めるように、操作が簡単な手動式スロープと車いすの乗り降りを手助けする電動ウインチを装備した軽8ナンバーの福祉車両。座り心地の良いリヤシート(助手席側)や広い室内空間により、介護タクシーや福祉施設まで幅広いニーズに対応する。
車いす横のリヤシートには座り心地の良いシートを採用し、介助者を含め、車いすの他に3名が同時に乗車可能。また、リヤシートを折りたためば大きなサイズの車いすでも余裕のスペースを確保できる。
室内高は1410mmと大きな車いすでも余裕の頭上スペースを確保。軽自動車でありながら全長1590mmまでの車いすが乗車でき、介護タクシー、介護事業者、一般家庭での介護などで使う様々なサイズの車いすに対応する。
価格は166万7000円。