インド新車販売が過去最高、10.2%増の414万台 2017年度

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インド自動車工業会(SIAM)は4月10日、インド国内の2017年度(2017年4月~2018年3月)の新車販売の結果を公表した。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、過去最高の414万4418台。前年比は10.2%増と、2桁増を達成する。

2017年度のインド乗用車市場では、スズキのインド子会社、マルチスズキが引き続き首位。韓国のヒュンダイ、地元インドのマヒンドラ&マヒンドラが、マルチスズキに続いた。

マルチスズキの2017年度のインド新車販売台数は、過去最高の177万9574台。前年比は13.4%増と、4年連続で前年実績を上回った。177万9574台の販売台数の内訳は、インド国内が165万3500台。前年比は14.5%増と、2桁のプラス。輸出は12万6074台で、前年比は1.6%増と微増だった。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが、合計で123万4571台を販売。前年比は12.7%増と伸びる。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が15万5137台を販売。前年比は2.1%増だった。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や『Sクロス』を含めて、セグメント合計で25万3797台を販売。前年比は29.6%増と大きく増加した。小型SUVの『ビターラブレッツァ』が牽引役を果たしている。

《森脇稔》

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