BMW X2 発表、日本法人社長「ミレニアルのための完璧なスポーツ・アクティビティ・クーペ」

自動車 ニューモデル 新型車
BMW X2 発表会
BMW X2 発表会 全 8 枚 拡大写真

ビー・エム・ダブリューは4月16日、新型SUV『X2』の受注を開始した。価格は436万-515万円。ビー・エム・ダブリューのペーター・クロンシュナーブル社長は同日開いた発表会で「X2は成功しているミレニアル世代のための完璧なスポーツ・アクティビティ・クーペ」と述べた。

クロンシュナーブル社長はX2のターゲットユーザーについて「30代のやり手のシングル、カップル、若者、あるいは気持ちの若い人達」とした上で、「このクルマのオーナーは自分で自分の道を決めるアクティブな都会生活者。クルマもライフスタイルも楽しみたいけど、機能も利便性も求める。つまりX2は成功しているミレニアル世代のための完璧なスポーツ・アクティビティ・クーペ」と強調した。

X2のターゲットユーザーとするミレニアル世代に関してクロンシュナーブル社長は「1980年から2000年に生まれた人たちは携帯電話、パソコン、オンラインショッピング、ソーシャルメディアに囲まれながら育った。そのために彼らはスピードや使いやすさについて最も高い基準を持っている。彼らにとっては情報への即座のアクセスは便利さではなく当たり前のこと」と指摘。

その上で「X2はこのことを良く理解している。ミレニアル世代はタッチスクリーンやボイスコントロールに慣れている。X2のナビゲーションおよびエンタテイメントシステムは同じように使えるようになっている。X2は必要な情報をフルカラーで高解像度のヘッドアップディスプレーにすべて表示していく」と解説した。

X2ではスマートフォンと連動したBMWコネクティッド・ドライブを全車に標準装備。重大事故発生時に車両から自動的にSOSコールを発信したり、専用アプリ内の様々なコンテンツをディスプレーで確認できる機能などを備えているという。

一方、X2をスポーツ・アクティビティ・クーペと表現していることについてクロンシュナーブル社長は「エクステリアのデザインは、クーペのプロポーションとXモデルの力強さを組み合わせたものである。こうした滑らかなラインがX2をスポーツ・アクティビティ・ビークルからスポーツ・アクティビティ・クーペへと変えているところ」と説明。

さらにエクステリアに関しては「人目を惹くフロントから幅広い安定したスタンスまで、X2は明らかにBMWのXファミリーの一員。それでいてX2ならではのデザインもみられる。象徴的なキドニーグリルが末広がりになっている。X2はこのデザイン・キューを備えた初のモダンBMWで、クルマをより幅広くスポーティに見せている。またX2ではCピラーにブランドロゴがつけられている。BMWのファンなら『2000CS』や『3.0CSL』といったレジェンドモデルを思い出すだろう」とも話していた。

X2の日本仕様では2種類のパワートレインを設定している。1.5リットル 3気筒ガソリンエンジンのX2 sDrive18iは最高出力140馬力、燃費は15.6km/リットル。2リットル4気筒ガソリンエンジンのxDrive20iは最高出力192馬力、燃費は14.6km/リットルとなっている。
「XC60が小型になったのではなく、XC40として作りこんだ」。ボルボのコメント通り、外…

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る