グッドイヤーとブリヂストン、乗用車・小型トラック用タイヤの共同卸売事業会社を米国に設立

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グッドイヤーとブリヂストンの米国子会社であるブリヂストン アメリカス(BSAM)は4月16日、米国における乗用車・小型トラック用タイヤの卸売事業会社「TireHub(タイヤハブ)」を共同で設立すると発表した。

タイヤハブはグッドイヤーとBSAMが自社で保有する卸売網を統合して設立する新会社として、両社の乗用車・小型トラック用タイヤ(PSR・LTR)の米国における卸売事業を展開。両社の持つ充実した商品ラインアップを供給することで、急速に伸長する米国の大口径プレミアムタイヤの需要増にも対応する。

出資比率は両社50%ずつ。CEO(最高経営責任者)には消費財や小売、化学業界で製造やサプライチェーンを指揮した経験を持つピーター・ギボンズ氏が就任する予定。本社はジョージア州アトランタとし、必要な許認可を取得後、2018年半ばに設立する予定だ。

タイヤハブでは両社が全米各地に保有している合計80以上の物流拠点を活用して、商品の在庫・販売・配送まで一貫したサービスを提供。販売窓口を一本化し、販売店のPOSシステムと容易に統合できるオンラインポータルなど、業界最高水準のサービスを導入し、全米のほとんどの販売店に毎日配送できる体制を構築する。

グッドイヤーは2015年10月、住友ゴムとのアライアンス契約および合弁事業を解消。北米のタイヤ製造・販売合弁会社を住友ゴムに売却している。今回、新たにブリヂストンと共同会社を設立。タイヤ事業の成長とブランド価値向上を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

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