スマートEVに充電の自動課金システム開発…デジタル証明書で認証

エコカー EV
スマートEV向けの充電の自動課金システム
スマートEV向けの充電の自動課金システム 全 1 枚 拡大写真

ダイムラーは4月17日、メルセデスベンツ傘下のスマートのEVが充電ステーションを利用する際、支払いが自動的に行えるシステムを開発した、と発表した。

従来、スマートEVは充電ステーションを利用する際、クレジットカードやスマートフォンアプリによって、課金されるシステム。ダイムラーはハブジェクト社と協力し、このプロセスを簡素化するシステムを開発した。

新たなシステムでは、国際ISO規格の「15118」によるプラグ&チャージのデジタル証明書を使用して、充電ステーションにアクセス。暗号化と署名システムのおかげで、セキュリティ面は従来よりも大幅に優れているという。

ISO 15118は、デジタル証明書に基づいて、車両と充電インフラ間の情報を安全にやりとり。車両と充電ステーションとの間の接続が確立されると、ドライバーからの認証データを暗号化された形式で送信。認証が完了すると、自動的に課金処理が開始され、支払処理が実行される。

ダイムラーは、スマート『EQフォーツー』と『EQフォーフォー』が、プラグ&チャージを可能にした初の量産EV、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る