JR貨物、輸送量が2.3%増…自動車部品など好調 2017年度

鉄道 企業動向
貨物列車の例
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JR貨物が発表した2017年度(2017年4月~2018年3月)の輸送実績は前年度比2.3%増の3164万2000トンと順調に伸びた。

2017年度は上期に発生した全国各地での大雨や相次ぐ台風、1月と2月の新潟・北陸・函館地区での大雪の影響などで、高速貨1934本、専貨32本が運休となった。9月中旬には台風18号の影響で長期にわたって日豊線が不通となり、復旧までの間トラックによる代行輸送を実施した。しかし、トラックドライバー不足や環境対策としてモーダルシフトが進み、輸送量は前年を上回った。

このうち、コンテナは同2.0%増の2243万7000トンだった。積合せ貨物が労働力不足、労務管理厳正化により中長距離帯における鉄道利用が伸びた。加えて、自動車部品は国内自動車販売が好調に推移し、東海地区発を中心に大きく増送となった。

車扱は同2.9%増の920万5000トンだった。石油が配送圏の見直しにより通年で鉄道へのシフトが進んだほか、冬季の気温低下に伴って灯油の需要が増加した。

品目別では、コンテナは自動車部品が同14.7%増の88万4000トンと大幅に伸びた。車扱の車両は横ばいの90万1000トンで、石油が同5.1%増の625万トンだった。
スズキは、ロングキャビンを備える新型軽トラック『スーパーキャリイ』を近日発売すると公式…

《レスポンス編集部》

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