高速道での救援連絡は「安全な場所に避難してから」 JAFが注意を呼びかけ

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車の右側面に立ったドライバーから見た高速道路本線
車の右側面に立ったドライバーから見た高速道路本線 全 1 枚 拡大写真

JAF(日本自動車連盟)は、ゴールデンウィーク期間に救援依頼が急増することから、ドライバーへ注意を呼び掛けている。

2017年のゴールデンウィーク(4月29日~5月7日)にJAFが行った高速道路のロードサービスは、全国で6万1675件、1日平均約6852件。約12.6秒に1件の割合で救援依頼があったことになる。特にこの期間に利用が多い高速道路でのトラブルは、「タイヤのパンク」が最も多く905件(高速道路全体の約29%)、次いで「燃料切れ」の378件(同約12%)だった。

空気圧が低いとタイヤがたわみやすく、スタンディングウェーブ現象が起こりやすくなる。タイヤがたわむと熱を持ち、内部のベルトとゴムが剥離したり、コードと呼ばれる繊維が損傷し、バーストにつながることも。空気圧不足のタイヤで長時間走行すると法定速度内でもバーストする危険性があるため、JAFでは長距離運転の前にはタイヤの点検を行うよう注意喚起を行っている。

またJAFでは、高速道路上でトラブルがあった際には、まず同乗者を含め全員が車外の安全な場所に避難してから救援連絡すること。また、高速道路上や路肩でのタイヤ交換などは重大な事故に直結する危険な行為のため、絶対に行わないよう注意を呼びかけている。JAFではその「危険な状態」を体感できるVR動画を公開。高速道路の路肩に立った人の目線で高速道路上がいかに危険かがわかる動画となっている。
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《纐纈敏也@DAYS》

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