コンチネンタルは4月17~19日、ドイツ・フランクフルトの大学のキャンパスにおいて、無人の自動運転車のシャトルサービスのテストを行った。
コンチネンタルはこのテストに、都市部を想定して無人モビリティを可能にする自動運転車、「CUbE」(Continental Urban mobility Experience)を使用。CUbEは他部門との協力の下、無人運転ロボタクシーのソリューションとして開発。コンチネンタル製のセンサー、アクチュエータ、制御ユニット、通信やネットワーキング技術を搭載している。
ロボタクシーは、都市交通の課題を解決する可能性を秘めている。1日の大部分が駐車スペースに置かれている車を所有するよりも、ロボタクシーを利用するほうが効率的。現在の駐車スペースは、例えば公園や遊び場に変えることが可能になる。さらに、ショッピングモールなどの施設では、CUbEのような自動運転ロボットタクシーが、歩行者の貴重な移動手段になるという。
コンチネンタルは、モビリティの一環としてロボタクシーが、交通渋滞、事故、大気汚染、都市の駐車スペースの問題を解決するのに役立つ、としている。