丸紅、米国でEV用超急速充電器の納入開始 最大出力350kw

エコカー EV
Signet社製のEV用超急速充電器
Signet社製のEV用超急速充電器 全 1 枚 拡大写真

丸紅はフォルクスワーゲンアメリカの子会社であるElectrifyAmerica社が米国で展開する電気自動車(EV)インフラ事業プロジェクト向けにSignet社製のEV用超急速充電器を納入すると発表した。

Electrify America社は、米国のEVユーザー増加に伴い、EVインフラの構築やEVに関する教育に対し、今後10年間で20億米ドル(約2160億円)投資することなどを目的に設立。第一段階として、今後2年間で484ステーション、合計2000台以上の充電ポイントを全米で整備する計画だ。

丸紅グループおよびSignet社は、同プロジェクトにおいて340台以上の超急速充電器を納入。最大出力は350kWで、車種によっては従来の50kW充電器と比べて、7倍の速度で充電できる。ハイウェイ沿いなどのアクセスの良い場所に設置し、EVユーザーの充電時間に対する不安を軽減。また、本体と充電ポートを分離した新開発の充電器を採用することで、充電ステーションのスペースを広くし、EVユーザーが使用しやすくした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る