ZMPは、宅配ロボット「CarriRo Delivery」による花見での寿司配達を撮影した動画をYouTubeで公開した。
CarriRo Deliveryは宅配ボックスを搭載し、カメラやレーザセンサで周囲環境を360度認識しながら最高速度6km/hで自動走行し、荷物を目的地へ配達。また、遠隔監視や必要に応じて遠隔操作も可能となっている。
今回、同社オフィスのある文京区小石川において、花見会場へ寿司を届けるサービス実験を実施した。まずは会場にてスマホで寿司の配達をへ注文。注文内容に基づき、CarriRo Deliveryの宅配ボックスへ寿司が積み込まれ、自律走行により会場へ向かった。走行の様子は遠隔監視センターにて確認。地図のない花見会場内では遠隔操縦機能により、周囲を確認しながら走行し、注文者へ寿司を届けることができた。
ZMPでは、CarriRo Deliveryの製品化・サービス開始に向けて、戦略的ビジネスパートナーを募集。スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア、クリーニング、飲料メーカー、自動販売機メーカー、飲食店など、配達員の人手不足で課題を抱える事業者とも協業し、サービスを拡大を目指していく。