PSAグループの売上高、オペル加入の効果で42%の大幅増 2018年第1四半期

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フランスの自動車大手、PSAグループは4月24日、2018年第1四半期(1~3月)の決算を公表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は、181億8200万ユーロ(約2兆4185億円)。前年同期の127億9800万ユーロに対して、42%増と大幅に増加した。これは、傘下に入ったオペル/ボクスフォールの売上が加わったのが大きい。

181億8200万ユーロのうち、本業の自動車事業(プジョー、シトロエン、DS)の売上高(中国合弁事業を含む)は、102億1400万ユーロ(約1兆3586億円)。前年同期の90億1800万ユーロに対して、13.3%増えた。また、オペル/ボクスフォールは第1四半期、48億3800万ユーロ(約6435億円)を売り上げる。

自動車事業の売上高の増加は、新型車の販売好調による部分が大きい。プジョー、シトロエン、DSの3ブランドの中では、プジョーを中心に販売が好調だった。

PSAグループのジャンバティスト・ドシャティオンCFO(最高財務責任者)は、「収益を伴う成長計画のプッシュ・トゥ・パスとオペル/ボクスフォールの再生計画は軌道に乗っている」と述べている。

《森脇稔》

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