高速道路乗り放題「二輪車ツーリングプラン」 4月25日15時予約開始

モーターサイクル 企業動向

オートバイ専用の高速道路乗り放題「二輪車ツーリングプラン」が25日15時から予約を開始する。27日からの利用を前に中日本高速料金チームにポイントを聞いた。

---:昨年の首都圏に続き2年目。中日本高速では中京圏に拡大したプランになります。

「首都圏と中京圏『東名・中央道コース』は、東名であれば東京ICから愛知県の一宮IC付近まで、2つのエリアがつながっている。その接点をどこにするか、ライダーの目的地や料金で考えた。プラン料金を上げれば、理論上はどこまででも範囲を広げられますが、伊豆・箱根を目的とする人が多い首都圏では、どこまでも西へ延ばしても意味がない。結果的には清水IC辺りを接点とした。料金は昨年より500円上がったが、富士山のビュースポットである三保の松原や、桜エビなどで有名な由比にも立ち寄れるプランになった」

---:中部圏のプランが増えて、関西からの利用も便利になったようです。

「中部圏の『伊勢道コース』は、名古屋から名神・京都南ICまでをカバーしているので、近畿からの利用もお手頃な範囲。愛知県に隣接する三重県は、近畿とつながりも強い。この機会に伊勢・志摩などにもぜひ足を延ばしてほしい」

---:昨年より前倒しの開始となりました。

「昨年より早くという強い要望もあった。我々もそれに向けて準備し、ようやくGW前に間に合いそうだということになった。ツーリングプランを多くのライダーに利用いただき、観光を通じて地域の活性化を図りたいと思っている。ただ、GW中は交通量が多くなる。マナーやルールを守って、安全に通行いただきたい」

二輪車ツーリングプランは、利用期間の全走行区間からプランの対象となるエリアの走行を、通常料金からプラン料金に計算し直して、後日清算する。鉄道などの周遊券のように利用前にチケットを購入するわけではないので、利用はETC搭載車両に限定される。その予約は、東日本、中日本、西日本の『ETC二輪車ツーリングプラン』予約ホームページから行う。ツーリングプランが利用できるのは27日0時~11月末日。

昨年、約4か月の利用で中日本は『首都圏、東名・中央道コース』の1つのプランだけで約2万件の利用があった。今年も利用者アンケートを実施し、二輪車利用の実態把握に努める。

《中島みなみ》

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