トヨタ自動車の中国法人は4月25日、中国で開幕した北京モーターショー2018において、『C-HR』および『イゾア』(IZOA)ベースのEVを2020年、中国市場に投入すると発表した。
C-HRは中国では、トヨタ自動車と広汽集団の中国合弁、広汽トヨタから発売される予定。一方、トヨタ自動車と第一汽車の中国合弁、一汽トヨタ向けに用意されるC-HRの兄弟車が、イゾアとなる。
トヨタは、このC-HRとイゾアをベースに開発したEVを2020年、中国市場に投入する計画。現在、C-HRの電動パワートレーン車は、ハイブリッドのみ。トヨタの持つEVの最新テクノロジーを、2020年に発売予定のC-HRのEVに反映させる。
なおトヨタは、電動車のコア技術のバッテリー、インバーター、駆動系ユニットなどに関して、中国での現地生産化を進めている。これにより、現地に根差した車両電動化をさらに加速させることを目指す、としている。
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