ユニットサブウーファー…ロックフォード・フォズゲート 続[カーオーディオ 製品選び]

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ロックフォード・フォズゲート T1S2-10
ロックフォード・フォズゲート T1S2-10 全 1 枚 拡大写真

これからカーオーディオを始めてみようと思っている方、およびすでに趣味としてこれを楽しんでいる方々に向けて、製品選びの“傾向と対策”を解説している当コーナー。現在は「ユニットサブウーファー」について研究している。

今回は先週に引き続き、「ロックフォード・フォズゲート」のラインナップをみていく。

さて、海外のカーオーディオブランドの多くは、「ユニットサブウーファー」を相当に幅広くラインナップしている。当「ロックフォード・フォズゲート」もその例に漏れず、多彩に「ユニットサブウーファー」を用意している。

シリーズ数は「3」。上から『パワーシリーズ』、『パンチシリーズ』、『プライムシリーズ』とあり、前回は『パワーシリーズ』中の上級グレード『T3』、『T2』を紹介した。

『パワーシリーズ』にはもう2グレードが存在している。1つが『T1』、もう1つが『T1スリムライン』だ。『T1』は言ってみれば『パワーシリーズ』中の“スタンダードグレード”。シリーズ中でもっとも製品数が多くリーズナブルで、用意されているモデル数は計6機種。口径は3サイズあり、それぞれで“2Ωダブルボイスコイル”仕様のモデルと“4Ωダブルボイスコイル”仕様のモデルとがある。

そして『T1スリムライン』は、音質性能的には『T1』グレードのポテンシャルを備えながら、かなりの薄型化が実現された実用性の高いモデルとなっている。口径違い、インピーダンス違いで計4モデルがあり、“取り付け深さは全モデルで共通の、なんと“76.5mm”が達成されている。結果、ボックスも小型化が可能。省スペースで『T1』サウンドを手にできる。

そして、セカンドラインとなる『パンチシリーズ』では、さらに製品ラインナップが豊富になる。全4グレード、計22機種が顔を揃えている。ユーザーは豊富な製品群の中から、サウンド、インストール性、価格等々、さまざまなファクターを考慮して、自分にとっての最適なモデルをセレクトできる。

なお、最エントリーラインとなる『プライムシリーズ』では、「ユニットサブウーファー」は『R2』グレードのみ。『パンチシリーズ』の製品ラインナップが豊富であるがゆえに、「ユニットサブウーファー」については『プライムシリーズ』を分厚くする必要がなかった、ということでもあるだろう。2サイズ計4機種のみにとどまっている(いずれも薄型モデル)。

「ロックフォード・フォズゲート」についての考察は以上で終了だ。次回は、ドイツ発の気鋭ブランド「グラウンドゼロ」の「ユニットサブウーファー」をフィーチャーする。お楽しみに。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.4「ユニットサブウーファー編」その9 続「ロックフォード・フォズゲート」研究

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る