ボッシュの税引き前利益17%増、コネクトカーや電動化が貢献 2017年通期決算

自動車 ビジネス 企業動向
2017年通期決算を発表するボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長
2017年通期決算を発表するボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュグループは4月25日、2017年通期(1~12月)の決算(確定値)を発表した。

同社の発表によると、2017年通期の売上高は、781億ユーロ(約10兆4040億円)。前年の731億ユーロに対して、6.8%増だった。

また、2017年通期のEBIT(支払金利前税引き前利益)は、53億ユーロ(約7060億円)。前年の45億ユーロに対して、17%増と2桁の伸びで、増加に転じた。

事業別の業績では、モビリティソリューションズ部門の売上高が、前年比7.8%増の474億ユーロと好調。為替レートの影響を調整した場合、伸び率は9.4%となる。

モビリティソリューションズ部門では2017年、コネクトカー関連の売上が、前年比およそ40%増と大きく伸びた。電動パワートレーンシステムの新規契約分の売上も、2017年はおよそ40億ユーロに到達した、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る