コンチネンタル、自動運転の走行テストを拡大…独アウトバーン

自動車 テクノロジー ITS
コンチネンタルの自動運転の走行テスト
コンチネンタルの自動運転の走行テスト 全 3 枚 拡大写真

コンチネンタルは4月26日、ドイツ・アウトバーンにおける自動運転車の走行テストを拡大すると発表した。

画像:コンチネンタルの自動運転の走行テスト

コンチネンタルは現在、自動運転技術「クルージングショーファー」の開発テストに取り組む。クルージングショーファー機能が立ち上がると、カメラ、レーダー、ライダーなどのセンサーからのデータを、アシステッド自動運転制御ユニットと呼ばれる集中制御ユニットが分析。クルージングショーファーのアルゴリズムは、分析結果を用いて、車の周囲360度のモデルを作成する。

高解像度マップと組み合わせたこのモデルには、すべての物体、進路と車線が含まれ、モデル内での車両位置は絶えず正確に把握。アルゴリズムはこれらの情報をベースに、車両が交通ルールに従って安全に使用できるエリアを判断し、運転タスクの一部としてこのエリアを目指して進む。クルージングショーファーはこのようにして、自動的に車線を変更したり追い越したりできる。

クルージングショーファー機能は、各国の交通規制に則って高速道路で運転タスクを引き継ぐ能力を車に与える。ドライバーと車が運転タスクを分業し、高速道路の終わりに、ドライバーが運転を再び引き継ぐことができる。

今回、コンチネンタルは、ドイツ・アウトバーンにおける自動運転車の走行テストを拡大すると発表。アウトバーンのインターチェンジやジャンクションなど、複雑な道路セクションにおいて、自動運転車をテストしていく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  2. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る