BMW 1シリーズセダン は中国専用、駆動方式が…北京モーターショー2018

自動車 ニューモデル モーターショー
BMW 1シリーズセダン(北京モーターショー2018)
BMW 1シリーズセダン(北京モーターショー2018) 全 3 枚 拡大写真
北京モーターショー2018の会場を歩いていると、「こんなのがあるんだ?」という中国専用車を見かけることがある。

それも地元のメーカーではなく、グローバル展開しているメジャーブランドのモデルとしてだ。多くはセダンのストレッチバージョンだったりするのだが、時には未知なるボディタイプに遭遇することも。

2018年の北京モーターショー会場で見かけた中国専用車のなかで「これはうらやましい」と思ったのがBMW『1シリーズ』のセダン。最初に見たときは「ずいぶん小さく見える『3シリーズ』だな」と誤解したが、実は3シリーズよりひとまわり小さなCセグメントセダンである。

1シリーズは中国以外では3ドアもしくは5ドアのハッチバックしかないが(2シリーズとしてはクーペやカブリオレも存在)、中国ではなんと4ドアセダンが用意されているのだ。

バリエーションは3気筒の1.5リットル・ターボエンジンを搭載する「118i」と4気筒2.0リットル・ ターボを積む「120i」と、その高出力版である「125i」だ。生産を担当するのはブリリアンスオートである。


ただし、このモデルの最大の注目は実は駆動方式かもしれない。1シリーズがベースだからハッチバックと同じく後輪駆動で、適度なサイズに2.0Lターボエンジンを積んだコンパクトFRセダンだから走りが楽しそうでうらやましい……、と思ったら大間違い。なんと、FFなのである。

つまり、1シリーズハッチバックのセダンというよりは、『2シリーズ・アクティブツアラー』のセダン版という表現が正解。ホイールベースも2シリーズ・アクティブツアラーや『X1』そして『MINIクラブマン』と共通の2670mmである。うらやましいけれど、FFだったことである意味ちょっと安心した。
5月16日開催【北京モーターショー報告と中国のEV、自動運転セミナー】

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る