スバル「アイサイト」体験会は年間10万人が参加…筑フェス2018

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筑波サーキット・カーフェスティバル2018でスバルが体験会開催(2018年5月5日)
筑波サーキット・カーフェスティバル2018でスバルが体験会開催(2018年5月5日) 全 12 枚 拡大写真

スバルは先進安全機能のEyeSight(アイサイト)技術をより多くの人々に知ってもらうことを目的に、2011年から全国各地でイベントを実施している。5月5日は筑波サーキット(茨城県下妻市)で「プリクラッシュブレーキ」の体験会を行った。

この日は『筑波サーキット・カーフェスティバル2018(略称:筑フェス)』と共同で自動車総合ニュースメディア『レスポンス』のファン感謝デーが催され、その一環としてスバルの体験会も企画された。アイサイト(ver.3)を搭載した『レヴォーグ』が用意され、体験試乗をするために来場者たちが受付に列を作っていた。プリクラッシュブレーキとは衝突の危険がある場合、自動的に減速および停止する技術だ。

筑波サーキット・カーフェスティバル2018(2018年5月5日)
筑波サーキット・カーフェスティバル2018(2018年5月5日)
筑波サーキット・カーフェスティバル2018(2018年5月5日)
筑波サーキット・カーフェスティバル2018(2018年5月5日)
テレビCMなどでも「ぶつからないクルマ?」として認知度が上がっているアイサイトだが、その技術は“体感してもらう方が一番わかりやすい”ことからスバルはイベントを通じてアピールをしている。

全国にスバルのディーラーは460店舗ほどしかない。スバル広報スタッフによると「お店が少ないぶん、お客様のタッチポイントみたいなものを少しでも作りたい」という気持ちと、ディーラーに行く敷居の高さをなくすことがイベント開催につながっているそうだ。

年間60回以上も実施されており毎回100組程度が体験している。家族連れも多いため、合計で200~250名が試乗するという。2011年から始まった体験会の参加者は6年で50万人を超えた。


今回は自動車イベント内での体験会だったが、普段は郊外にあるショッピングモールの駐車場の一角を借りて行うことが多い。

「スバルやアイサイトを知らない方でも大根などを買いにきたついでにフラ~っと立ち寄って体感していただいて、その印象をご自宅に持ち帰ってもらうことを狙っています」

笑いながら話すスバル広報スタッフは、「ディーラーに行かなくても気軽に体感ができることはお客様にとってもいいのではないかと思います。確実に新規ユーザーの獲得にもつながっています」と続ける。


2011年当時、体験会のスペース確保やデモで使う壁、安全対策についてマニュアルを作って徹底的に整理した。じょじょに体験会を全国展開し、今では年間10万人が参加するようになった。今シーズンは開催数を倍増しようかという話も持ち上がっている。

体験会がすぐに「クルマの乗り換え、スバルの購入」につながるわけではないが、「スバルやアイサイトを知っていただいて、将来的な買い替え時の候補に入れていただければ。新車購入の候補に入れて検討していただけたらありがたいですね」と数年後を見据えた上での活動だ。

体験会に参加するとアイサイトを再現した「ぶつからない!?ミニカー」などスバルグッズがおみやげでもらえるのも嬉しいところ(内容は体験会によって異なる)。


長い時で1時間待ちになることもある体験会だが、スバルやアイサイトに興味がある人は一度足を向けてみるといい。スバル公式サイトでは体験者の声を紹介する動画やイベント開催地一覧を見ることができる。
移動ロスを極力短く、有益な時間を創出したいという理念が社名に込められているそうだ。同社は1998年に世界初…

《Hideyuki Gomibuchi》

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