ホンダ フォルツァ 新型発表、セレクタブルトルク コントロールやスマートキー採用

モーターサイクル 新型車
ホンダ・フォルツァ
ホンダ・フォルツァ 全 4 枚 拡大写真

ホンダは、軽二輪スポーツスクーター『フォルツァ』をフルモデルチェンジし、7月20日より販売を開始する。

フォルツァは、精悍なスタイリングとスポーティーな運動性能が魅力のシティーコミューター。2000年の初代モデル発売以来、幅広い層のユーザーに支持されている。今回、「安心・快適な高速走行性能のさらなる進化に、街中での扱いやすい軽快さをプラス」をキーワードに総合性能の向上を図った。

スタイリングは、歴代フォルツァのイメージを受け継ぎながら、軽快感と先進性をより強調するデザインに一新した。フロント回りは俊敏さと上質感を表現したスタイリングにLEDヘッドライトを組み合わせることで存在感を強調。リア回りは、LEDテールランプに向かって、ダイナミックに流れるデザインとすることで軽快感を表現している。

車体は、高速域での快適な走行と、低速域の小回りの効く軽快な走りの両立を目指し、軽量・コンパクトで剛性を最適化した新設計のフレームや、走行状況や好みに合わせて調整が可能な電動式可動スクリーンを採用。足回りには、従来モデルに対しサイズアップ(フロント15インチ、リア14インチ)を図った新デザインのアルミ製ホイールとワイド化したタイヤを組み合わせ、ブレーキング時の安心感を高めるABSを装備した。

エンジンは、吸気効率の向上を追求し、より低速での扱いやすさに優れた出力特性とするとともに、低・中速域での余裕のあるトルク特性にすることで、発進時から巡航速度域まで優れた動力性能を実現。低フリクション技術を各所に採用することで、優れた燃費性能を両立している。

また、「CBR1000RR」などのスーパースポーツが採用するホンダ セレクタブル トルク コントロール(HSTC)を同社スクーターとして初採用。後輪のスリップを検知した際に燃料噴射量を制御し、エンジントルクを最適化することで後輪の駆動力を抑制して状況に応じた走行に寄与する。そのほか、フロント部左側のインナーボックス内にアクセサリーソケットを装備。さらにフルフェイスヘルメットを2個積載できるラゲッジスペースや、より便利にエンジン始動ができるホンダ スマートキーシステムを採用するなど、シティーコミューターとしての充実した装備と優れた利便性を実現している。

カラーリングは、スマートでモダンな雰囲気を表現した「パールホライゾンホワイト」、アグレッシブで力強い印象の「マットガンパウダーブラックメタリック」、精悍さと輝きのある上質感を表現した「アステロイドブラックメタリック」の3種類を設定。価格は64万6920円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る