アウディ、世界の全工場をCO2ニュートラルに…まずは電動SUVの生産拠点から

エコカー EV
アウディ e-tron のプロトタイプ
アウディ e-tron のプロトタイプ 全 4 枚 拡大写真

アウディは2030年までに、世界中のすべての生産拠点をCO2ニュートラルにする計画を発表した。

アウディはまず、ベルギーのブリュッセル工場を、CO2ニュートラルな工場にする予定。同工場では2018年内から、アウディブランド初の市販EVとして、『e-tron』の生産を開始する。

e-tronは電動SUV。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は95kWhと大容量。この効果もあり、1回の充電での航続は、欧州仕様の場合、最大で400km以上。またe-tronは、最大150kWで急速充電を行うことができ、30分以内に充電が完了する。

アウディはこのe-tronを、ベルギー・ブリュッセル工場で生産する計画。アウディによると、ブリュッセルで生産されるe-tronは、認証を受けたCO2ニュートラルな工場で生産される初めてのプレミアムカーになるという。

アウディは、eモビリティの推進と同時に、生産拠点にも、総合的で資源を節約するアプローチを採用。アウディ取締役会のルパート・シュタートラー会長は、「アウディの目標は、モビリティに革命を起こすこと」と述べている。

《森脇稔》

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