カーブ進行中にスピンしたワゴン車、路外で門柱などに衝突

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降雨によって濡れた路面でスリップしたとみられるワゴン車が路外に逸脱、建物の門柱へ衝突する事故が起きた。後部座席の同乗者が死亡、前席の2人は軽傷を負っている。

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17日午前6時20分ごろ、宮城県登米市内の県道を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側にある門柱や金属製フェンスなどに突っ込む事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた3人が死傷している。

宮城県警・佐沼署によると、現場は登米市南方町大平付近で片側1車線の緩やかなカーブ。クルマは右カーブを走行中に対向車線側へ逸脱。スピンしながら道路右側の路外にある建物の門柱や金属製フェンスへ次々に衝突した。

衝突によってクルマは中破。後部座席に同乗していた22歳の男性は腰部などを強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。運転していた大崎市内に在住する29歳の男性と、助手席に同乗していた28歳の男性も打撲などの軽傷を負っているが、警察は運転者から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場付近では弱い雨が降っており、路面は濡れて滑りやすい状態となっていた。警察ではクルマがスリップに陥った際、ハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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事故を起こしたクルマは進行方向とは逆を向き、後部座席あたりには門柱が食い込むような状態となっていた。警察では速度超過進行の可能性も視野に入れ、事故原因の特定を進めている。

《石田真一》

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