【第102回インディ500】決勝…ウィル・パワーが悲願の初制覇! 琢磨はクラッシュ

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ミルクを振りまき喜ぶパワー。
ミルクを振りまき喜ぶパワー。 全 7 枚 拡大写真

27日、気温30度を超す記録的な暑さの中で迎えた決勝。ポール・ポジションのエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)のリードでレースは始まった。注目すべきは、新しいエアロキットを纏って初めてのスーパースピードウェイでのレースという点だった。

【画像全7枚】

懸念されていたように前の車には近づけず、追い越しが極めて困難なレースになった。33台のマシンは大きく順位を変えずに、等間隔の車間距離を保って淡々と周回を重ねた。

オリオール・セルヴィア(スクーデリア・コルサ・ウィズ・RLL)が先頭で迎えた終盤戦。2番手のステファン・ウィルソン(アンドレッティ・オートスポーツ)も3番手のジャック・ハーヴェイ(メイヤー・シャンク・レーシング・ウィズ・SPM)も到底、ゴールまでもつ燃料は持っていなかった。

それでも彼らは残り11周で出されたイエロー・コーションを無視し、再度イエローが出ることを祈ってコース上に留まり続けた。残り8周でリスタートされると今度はウィルソンがリーダーの座を奪い、ハーヴェイが続いた。しかし、彼らの願いは叶わずグリーンが続き、3周を残したところで揃ってピットへ滑り込んだ。

2位のエド・カーペンター。
これで堂々とトップに立ちチェッカーを受けたのがウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。シリーズ・チャンピオン経験者のパワーが唯一まだ手にしていなかったのがインディ500の勝利だったのだ。地味な男がヴィクトリー・レーンで絶叫した。

2位にはカーペンターが入り、シボレー・エンジンのワン・ツーとなった。ホンダ・エンジンもディクソン、ロッシ、ハンターレイの3人をトップ5に送り込んだ。

佐藤琢磨
ディフェンディング・チャンピオンの佐藤琢磨は残念ながら47周目にこのレース最初の脱落者となってしまった。周回遅れで急激にスローダウンしたジェイムズ・デイヴィソンを避け切れずクラッシュしてしまったのだ。

もうひとり注目を集めた女性ドライバーのダニカ・パトリックも、またクラッシュで67周で姿を消した。他にもカナーン、カストロネベス、ブルデーなど超一流のドライバーたちがウォールの餌食になっている。

これらのことからも新しいマシンがインディアナポリスでレースをするにはとても難しいものだということは明らかだろう。解決策が待たれる。

《重信直希》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『アコード』、日本にない1.5リットルターボも設定…2026年型を米国発売
  2. 三菱自動車、日産向けOEMを2車種生産開始…北米向け『ローグPHEV』と豪州向け『ナバラ』
  3. 高級ゴルフカート「ロイヤルコーチ」登場、接待やデートにも対応する快適装備
  4. BYD初のワゴン『シール6』、2026年後半に日本導入へ…高効率PHEV搭載
  5. もはやスポーツカー? BMWのクーペSUV『X4』後継モデルが激変!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る