前方混雑に構わず踏切進入して立ち往生のクルマ、通過列車と衝突

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前方が混雑しているにもかかわらず踏切へ進入し、遮断機が作動したことで閉じ込められた高齢女性が運転するクルマに対し、通過列車が衝突する事故が起きた。運転していた女性は衝突前に通行人が車外に脱出させたという。

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28日午前8時35分ごろ、徳島県小松島市内にあるJR牟岐線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。クルマを運転していた高齢女性は衝突直前に脱出しており、ケガはなかった。

徳島県警・小松島署によると、現場は小松島市小松島町今開付近(南小松島~阿波赤石駅間)にある踏切で、警報機と遮断機が設置されている。87歳の女性が運転する軽乗用車は前方混雑のために進めなくなって踏切内で停車していたところ、列車が接近して警報機や遮断機が作動。踏切内に閉じ込められる状態となった。

これに気づいた他車の運転者らが女性をクルマから降ろして避難させたが、この直後に通過した普通列車(牟岐発/徳島行き、2両編成)が衝突。クルマは中破したが、女性にケガはなく、列車の乗客乗員約180人も無事だったという。

警察では無理な踏切進入が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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踏切内に閉じ込められた場合でも、踏切内から遮断棹を押し出すことで脱出することは可能だが、前方の道路が混雑している状況では「逃げ場そのものが失われてしまっている」ということにもなる。

踏切手前では必ず一時停止を行い、前方の状況を見極めたうえで踏切内へ入っていくことが事故を防ぐための一歩となる。「列車が来るまでになんとかなるだろう」といった身勝手な考えではこうした事故を防ぐのは難しい。

《石田真一》

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