アウディがバーチャルミラー採用、量産車初…EVの『e-tron』で

エコカー EV
アウディ e-tron プロトタイプ。バーチャルエクステリアミラーを採用
アウディ e-tron プロトタイプ。バーチャルエクステリアミラーを採用 全 3 枚 拡大写真

アウディは5月30日、8月に発表予定のブランド初の市販EV、『e-tron』に量産車で初めて、「バーチャルエクステリアミラー」を採用すると発表した。

e-tronは、アウディのラグジュアリーモデルと同等のスペースと快適性を備えた電動SUV。5名の乗員とその荷物を積載することが可能。長距離ドライブに対応する航続と、幅広い充電方法を用意する実用性の高いEVとなる。

e-tronの駆動方式は、電動4WDの「quattro」。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は95kWhと大容量。この効果もあり、1回の充電での航続は、欧州仕様の場合、最大で400km以上の性能を備える。またe-tronは、最大150kWで急速充電を行うことが可能。これにより、30分以内に充電を行える。

このe-tronにアウディは、量産車初のバーチャルエクステリアミラーを採用する計画。これは、現在のドアミラーを置き換えるもの。バーチャルエクステリアミラーは、小型カメラを一体化したシステムで、取り込まれた映像をインストルメントパネルとドアの間のOLEDディスプレイに表示する。アウディは、バーチャルエクステリアミラーはさまざまな運転状況に対応し、安全性を向上させる、としている。

《森脇稔》

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