スマート全車電動化の立役者、ウィンクラーCEOが9月末で退任へ

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スマートのアネット・ウィンクラーCEO
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ダイムラーは5月29日、メルセデスベンツ傘下のスマートのアネット・ウィンクラーCEOが9月30日付けで退任すると発表した。

アネット・ウィンクラーCEOは現在58歳。ダイムラーでは23年に及ぶキャリアを持つ。2010年にスマートのトップに就任。以来、販売の立て直しや、ブランドの全車電動化に向けての取り組みを加速させてきた。

アネット・ウィンクラーCEOの後任は、10月1日に発表される予定。同CEOは、「スマートブランドの電動化と、スマートの工場をメルセデスベンツの生産ネットワークにおいて電動車専用工場に発展させることを決定したことで、勇退の時が来たと決断した」とコメント。

ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「彼女はメルセデスベンツ、とくにスマートに大きな影響を与えてきた。スマートを電動モビリティブランドに変えるリーダーシップを発揮してくれた。スマートの工場は競争力を絶えず改善しており、将来的には非常に有利な立場にある」と述べている。

《森脇稔》

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