キャタピラー、ホイールローダ2機種を発売…オフロード法2014年基準適合の新エンジン搭載

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Cat 910M ホイールローダ
Cat 910M ホイールローダ 全 2 枚 拡大写真

キャタピラージャパンは、除雪、畜産、廃棄物処理、道路工事など幅広い現場で活躍するホイールローダ2機種『Cat 910M』(バケット容量1.3立方米/運転質量7110kg)、『Cat 914M』(同1.6立方米/8050kg)を6月1日より発売する。

新機種は、それぞれ「Cat 910K」、「Cat 914K」ホイールローダのフルモデルチェンジ機。オフロード法2014年基準適合の低回転・高トルク型「Cat C4.4エンジン」を新たに搭載、現行機の「Cat C3.8エンジン」から排気量、トルクライズのアップにより、優れた動力性能と高い作業効率を発揮する。

環境面では、アフタートリートメントにディーゼル酸化触媒(DOC)、尿素SCR(選択式触媒還元)システムを搭載し、排ガス中のNOxを削減。また、気温やエンジン冷却水温などに応じてファンスピードを電子制御でコントロールし、燃料消費と騒音を低減するデマンドファンを標準装備するほか、燃料消費を約5%抑えるECOモードを搭載する。

Cat 910M ホイールローダ
作業性能では、大きな開口と弓型サイドバーが特徴的なパフォーマンスシリーズバケットを標準装備し、優れた荷入り性能と荷こぼれ防止を実現する。また、軟弱地等で優れた走破性を発揮するディファレンシャルロックを標準装備。さらに作業現場に合わせた多様な設定が可能なキーパッドスイッチを搭載し、オペレータの負担を大幅に軽減するとともに優れた作業性能を実現する。

オペレータ環境については、ROPS(転倒時運転者保護構造)/FOPS(落下物保護構造)規格に対応したキャブを採用し、高い安全性を確保。車両の状態、警告表示が確認しやすい大型センタディスプレイを新たに採用し、優れた視認性と快適なオペレータ環境を実現している。

価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)は、Cat 910Mが1290万円、Cat 914Mが1708万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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