アウディの“オンデマンド”レンタカー、都内で開始「ビジネス確立したい」…R8 も4時間5万1200円で

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引渡し・引取り付のレンタカーサービス「アウディ オン デマンド」
引渡し・引取り付のレンタカーサービス「アウディ オン デマンド」 全 28 枚 拡大写真

アウディジャパンは「アウディ オン デマンド」と名付けたレンタカーサービスを6月4日から東京都内で開始した。指定されたエリア内であれば無料で車両をコンシェルジュが引き渡し、および引き取りに来てくれるほか、返却時に燃料を満タンにする必要がないのも特徴。

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アウディ オン デマンドはアウディ社が2015年から世界で展開しているサービスで、すでにサンフランシスコ、ミュンヘン、香港、シンガポール、北京、マンチェスターで導入されており、東京は7番目の都市、9番目の拠点となる。

アウディジャパンの斎藤徹社長は同日、都内で会見し「アウディ オン デマンド導入により、クルマは持っているがアウディに興味ある方、あるいは大都市においてクルマは持っていないけれども質の高いモビリティを求めるお客様に対して、新たなプレミアムブランド体験を提供する」と述べた。

アウディ オン デマンドで利用できる車両は『A1スポーツバック』を始め、フラッグシップモデルの『R8スパイダー』など12モデル計14台で、2018年秋には新型『A7スポーツバック』もラインアップに加わる予定という。利用時間は最低4時間から最長30日間までとなっており、ちなみにA1スポーツバックの場合、4時間で7200円、1日あたり1万8000円。またR8スパイダーは4時間5万1200円、1日12万8000円となっている。

アウディ オン デマンドを利用するには、まず専用サイトで会員登録した後車両を選択し、利用日時および車両引き渡し・引き取り場所を指定すれば予約が完了する。なおコンシェルジュによる無料の車両引き渡し・引き取りサービスが受けられるのは大田、世田谷、渋谷、新宿、豊島、台東、江東を含んだ以南の都内13区と千葉・浦安市のディズニーリゾートとなっている。

会見で斎藤社長は「最終的にはアウディ オン デマンドという、アウディ版のレンタカーサービスでひとつのビジネスを確立していきたい」とした上で、「世界中で都市化が進んでいく中で、東京のような過密都市はこれからクルマを手放す、あるいは所有しないお客様が増えてくると予測されている。本当に必要な時に必要なだけ乗るという、まさに文字通りオンデマンドのサービスに対するニーズが増えていくと考えている。そこに対してアウディとして既存のサービスとは差別化されたプレミアムなサービスを提供していく」と強調していた。
アウディ オン デマンド。借り出し時にはQRコードで認証
会見終了後、実際にアウディ オン デマンドを試してみた。車両受取場所にいくとコンシェルジュと予約したR8スパイダーが待ち構えていた。予約確認メールで送られてきたQRコードと免許証をコンシェルジュに示すだけで本人確認が完了。コンシェルジュとともに車両の外観確認をし、さらに車両説明を受けると、キーが渡される。そのキーにつけられたQRコードをコンシェルジュがスマートフォンで読み取ると利用時間スタートとなる。

アウディ オン デマンドを利用したのは会見があった東京プリンスホテル(東京・港区)からJR東京駅までのわずか数十分程度の距離だったが、このサービスの良さを実感するのは車両返却時にある。それは燃料を満タンにしなくても車両を返せるからだ。

東京駅のようなガソリンスタンドが近くにないような場所はなおさら。あらかじめ指定した東京駅の返却場所にはコンシェルジュが待機しており、コンシェルジュにキーを渡して、再びQRコードを読み込んでもらうと利用時間終了となる。ちなみに燃料を入れて返す必要がないといっても、返却後にコンシェルジュが車両を保管場所またはガソリンスタンドまで移動できるだけの量は残しておいて欲しいとのことだ。

《小松哲也》

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