タービン式消火装置、水滴を60m飛ばす…東京国際消防防災展2018

自動車 ニューモデル 新型車
モリタ・エアコア(東京国際消防防災展2018)
モリタ・エアコア(東京国際消防防災展2018) 全 8 枚 拡大写真

モリタが東京国際消防防災展2018に出展した『AIRCORE』(エアコア)は、大型タービンの大風量と3500リットル/分の大量放水によって、大規模火災現場の冷却・排煙・消火が効果的に行なえる新しいタイプの消火装置だ。足回りはクローラー。

エアコアはタービンによる送風で水滴を遠くまで飛ばし、最大で60m先まで届く。水滴が気化する際の冷却効果により、短時間に少ない水量で消火できる。また、陽圧式換気によって、トンネル、倉庫、大規模工場における排煙、有毒ガスを拡散する。噴霧放水のほか、直状放水、直状+噴霧放水も可能だ。

5月31日~6月3日に東京ビッグサイトで開催された東京国際消防防災展は国内外の関連企業が一堂に集結する5年に1度の大規模イベントで、最新の製品・サービスをアピールする。過去の災害を教訓とした各種災害リスクを周知し、都民等の防火防災意識及び行動力を向上させるとともに、住民・企業・行政による三者相互の連携強化並びに関連技術・産業の振興を促進することを目的とする(東京消防庁村上研一消防総監)消防防災関係者からエンドユーザーまで多数が来場した。主催は東京消防庁、東京ビッグサイト、東京国際消防防災展2018実行委員会。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  2. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る