タイムアライメント、簡易的なタイプの調整方法[サウンドチューニング大辞典]

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写真はケンウッドの『彩速ナビ』の設定画面。左側の「リスニングポジション」というのが「タイムアライメント」だ。
写真はケンウッドの『彩速ナビ』の設定画面。左側の「リスニングポジション」というのが「タイムアライメント」だ。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオの音作りのキモとなる「サウンドチューニング」について解説している当コーナー。現在は「タイムアライメント」を題材にお届けしている。今週からは、簡易的なタイプにおいての実際の調整方法を紹介していく。

早速本題に入りたい。まずは、フロントスピーカーがフルレンジタイプであるときの調整方法を解説していく。このケースでは、状況は至ってシンプルだ。最初にメジャーを用意する。そして右耳から右のスピーカーまでの距離と、左耳から左スピーカーまでの距離を計測する。

ちなみにこのとき、始点を左右の耳ではなく、鼻の頭付近に取るケースもある。または、概ね頭の中央あたりに取る場合もある。これについてはいろいろと試してみてもいいだろう。経験則が上がるはずだ。

で、どこを始点とするにしても、計測はできるならば誰かの力を借りたいところだ。単純に、1人きりでは計測がしづらいからだ。なお、もしも1人で行う場合には、メジャーの先端をガムテープか何かでドアに貼り付けてもいいだろう。とにかく、できるだけ厳密に測りたいのだ(ドアの内張りパネル面からスピーカーの振動板までの概ねの距離もプラスするとベターだ)。

計測が完了したら、その実測値を「タイムアライメント」の設定画面に入力する。

多分、これだけでガラリと聴こえ方が変わるはずだ。しかし、もうひと手間加えたい。それは、“レベル(音量)調整”だ。「タイムアライメント」の設定画面では、基本的に左右の“レベル”を操作できるようになっているはずだ。それを活用して左右の音量差がなくなるように整えよう。

続いては、フロントスピーカーがセパレートタイプの場合について解説していこう。この場合、距離の計測はツィーターで行うべきなのかミッドウーファーで行うべきなのか、どちらなのだろうか…。

これについてはプロショップでも考え方が分かれるところでもあるのだが、今回は、ミッドウーファーで合わせる方法を紹介していく。ただし、微調整は必要となる。

“微調整”の仕方は次週に解説する。お楽しみに。

【サウンドチューニング大辞典】第3章「タイムアライメント」その6 簡易的なタイプの調整方法

《太田祥三》

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