トミカに「4D」新登場、音と振動を体感…メーカーが開発に協力

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トミカ4D
トミカ4D 全 11 枚 拡大写真

タカラトミーは、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の新商品として、エンジンの鼓動を体感できる新定番シリーズ『トミカ4D』第1弾全6種を2018年10月より発売する。

トミカ4Dは、音と振動でエンジンの鼓動を再現する新商品だ。手のひらサイズであるトミカの大きさ、形はそのままに、スピーカーや振動モーター、電池を内蔵した。従来のトミカが実車の「3D」=立体モデル化なら、さらに要素が加わった「4D」、というのがネーミングの由来だ。

東京おもちゃショー内で7日(一般公開は9~10日)に開催された発表会で、タカラトミーで開発をまとめたトミカ企画部企画開発課大井崇司係長は「手のひらに乗せてダイキャストの重さや冷たさを感じられるのがトミカの特徴。4Dではさらに振動も感じられる」と、説明する。

トミカのサスペンション機能を活かし、車体を上から押し込むことで、エンジンがかかった音と、アイドリング振動を体感できる。さらに、手ころがしで走行させると、走行音が鳴り、走行音に合わせて振動も変わる。

「子供は『ブーン、ブーン』と口で言って遊ぶ。そのかっこいい部分を追求した」というのはタカラトミー、トミカ企画部竹内俊介部長だ。

第1弾のラインアップは、日産『GT-R』(レッド、ブラック)、ホンダ『NSX』(ブルー、ホワイト)、トヨタ『クラウン・パトロールカー』、トヨタ『ハイメディック救急車』の6モデル。スポーツカータイプに内蔵している音は自動車メーカー全面協力のもと、原型となった実車のエンジン音を実際に収録した。また、パトカーと救急車はサイレン音やアナウンスボイス、エンジン音を収録している。

トミカ4Dの開発に協力した日産自動車GT-R・フェアレディ統括責任者田村宏志氏は、「スポーツカーにはいい音が必要。ミニカーもここまで来た。GT-Rを作る日産、トミカを作るタカラトミー、もの作りニッポンを象徴するような製品」と感想を述べた。

予定価格は各1600円。

《纐纈敏也@DAYS》

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