双日とGMS、自動車の遠隔起動制御を活用した新興国向けオートローンで業務提携

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GMSサービス概要
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双日は6月7日、グローバル・モビリティ・サービス(GMS)と資本業務提携を締結、自動車の遠隔起動制御機能を活用し、新興国向けオートローン事業に協業で取り組みと発表した。

GMSは、車両の遠隔起動制御機能を付加した次世代テレマティクスシステム「MCCS(Mobility-Cloud Connecting System)」を開発。MCCSは、オートリースの入金滞納や指定エリアからの車両逸脱など、一定の条件に抵触すると、約1秒間で世界中の該当車両を起動できないよう制御できる。同社は2015年11月よりフィリピンで、トライシクル(3輪タクシー)ドライバーを対象にMCCS付車両提供サービスを開始している。

現在、世界にはローンやリースを活用することができない人々が約20億人存在すると言われている。双日は、新興国を始めとする各市場において、GMSのサービスを活用したインフラの整備を行い、新しい購買層の需要を取り込むことで、自動車販売事業および販売金融事業を拡大するとともに、ビッグデータを活用した新事業の創出を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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