2台の電動アシスト付き自転車が交差点で出会い頭衝突、一方の高齢男性が死亡

自動車 社会 社会

住宅地の中にある見通しの悪い交差点で、電動アシスト付きの自転車同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。電動アシスト付きの自転車は漕ぎ出しが軽いために高齢者や女性に人気だが、速度が出しやすいこともあって衝突事故時の速度が高めとなることが多い。

☆☆☆

7日午前8時55分ごろ、愛知県蟹江町内の町道で、交差点を進行していた2台の電動アシスト付き自転車が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で一方の自転車に乗っていた高齢男性が死亡している。

愛知県警・蟹江署によると、現場は蟹江町須成付近で幅員約4mの直線区間。交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。2台の電動アシスト付き自転車は交差点中央で出会い頭に衝突した。

この事故で一方の自転車に乗っていた88歳の男性が転倒した際に頭部を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、回復することなく約5時間後に死亡した。もう一方の自転車に乗っていた69歳の女性にケガはなく、警察は業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

☆☆☆

現場は住宅街の中にある見通しの悪い交差点で、一時停止義務は女性側にあった。警察では一時停止無視や安全確認の怠りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  2. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  3. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  4. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  5. 【GR86×カーオーディオ】純正オプションに不満!? BLAMで高音質化への最短ルート[car audio newcomer]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 前編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る