BMWのフラッグシップ・2ドアスポーツ『8シリーズ』に設定されるオープンモデル「カブリオレ」のホワイトボディ流出写真を入手した。バンパーやタイヤが欠けており完全な姿ではないが、生産開始が近いことを予感させる。
入手したホワイトボディの画像からは、これまでカモフラージュで隠されていたデザインも見えてきた。スポーティなサイドミラー、ドアノブ下のくぼんだプレスライン、薄いテールライトのアウトライン、『6シリーズカブリオレ』と同様に2つのセクションに分割されたリアデッキなどだ。この前部コンパートメントにはソフトトップが収納され、後部はトランク開口部となっている。
パワートレインは、最高出力340psを発揮する3リットル直列6気筒DOHCターボエンジンの他、トップグレード『M850i xDrive』には新開発の4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力530ps、最大トルク750Nmのパフォーマンスを誇る。これは同エンジンを搭載する『650i』よりパワーが68ps、トルクは100Nmの向上を見せている。
BMWは、8シリーズクーペを6月15日のルマン24時間耐久レースでワールドプレミアする予定だが、カブリオレに関しては発表されておらず、秋以降の発表が予想される。