ボルボカーズ、ジュネーブモーターショー2019への不参加を発表…新戦略の一環

自動車 ビジネス 海外マーケット
ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長兼CEO(ジュネーブモーターショー2018)
ボルボカーズのホーカン・サムエルソン社長兼CEO(ジュネーブモーターショー2018) 全 3 枚 拡大写真

ボルボカーズは6月8日、2019年春にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2019への不参加を発表した。

画像:ボルボV60新型(ジュネーブモーターショー2018)

ボルボカーズは欧州、米国、アジアの3大陸において、年間それぞれ1つの国際モーターショーにだけ、出展する計画。モーターショーへの出展を減らす代わりに、ボルボブランドのイベントを世界各地で開催し、顧客へのアピールを強化していく。

この新戦略に沿う形で、2019年のジュネーブモーターショー2019への不参加を発表。ジュネーブモーターショーは、欧州で最大規模のモーターショーのひとつ。ボルボカーズがジュネーブモーターショーへの出展を見送るのは、今回が初めてとなる。

ボルボカーズは、目的別に顧客とのコミュニケーションを取る形へ、順次移行。今後10年間、500万人以上の顧客と、直接的な関係を築くことを目指す。これにより、顧客基盤を強化していく。

ボルボカーズのビョルン・アンウォール上級副社長は、「モーターショーなど伝統的な自動車業界のイベントに出展し続けることは、今の時代にそぐわない。ボルボカーズからのメッセージをどのように顧客に伝えていくか、コミュニケーションの方法を見直す必要がある」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  3. 日産、NISMO特別モデルと フェアレディZ 改良新型を発表へ…東京オートサロン2026
  4. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  5. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る