テスラのイーロン・マスクCEOは6月12日、全従業員の9%を削減すると発表した。
テスラの2018年第1四半期(1~3月)決算では、最終損益が7億0955万ドル(約774億円)の赤字。前年同期の3億3027万ドルの赤字から赤字幅が拡大し、四半期決算としては過去最大の赤字を計上している。
赤字が拡大したのは、新型EVセダン、『モデル3』の量産への投資がかさんだことによる部分が大きい。モデル3に関しては、度重なる生産障害が起きており、その解消が急務となっていた。
テスラのイーロン・マスクCEOは今回、全従業員の9%を削減すると発表。同CEOは、「コスト削減を図り、収益性を向上させるための困難な決断」と、その理由を明らかにした。
なお、今回の人員削減は、テスラの生産部門の従業員は対象にならない。マスクCEOは、今後のモデル3の生産目標の達成に影響はない、としている。
Difficult, but necessary Tesla reorg underway. My email to the company has already leaked to media. Here it is unfiltered: pic.twitter.com/4LToWoxScx
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年6月12日