A8 新型の自動運転技術を評価、アウディが最も革新的なプレミアムブランドに認定

自動車 テクノロジー ITS
アウディ A8 新型
アウディ A8 新型 全 4 枚 拡大写真

アウディは6月12日、「2018自動車イノベーションアワード」において、アウディブランドが自動運転と安全面で最も革新的なプレミアムブランドに認定された、と発表した。

2018自動車イノベーションアワードは、ドイツの「Center of Automotive Management」が主催し、最も革新的な自動車ブランドを選び出すもの。およそ60のブランドの1296の新技術を対象に、審査が行われた。

今回の受賞において高い評価を得たのが、新型アウディ『A8』に採用された市販車としては世界初のレベル3の自動運転技術。新型A8の「アウディAIトラフィックジャムパイロット」は、中央分離帯のある高速道路を60km/h以下で走行している時、ドライバーに代わって運転操作を行う。センターコンソールにあるAIボタンを押すことで、この機能が有効となる。

トラフィックジャムパイロットは発進、加速、ステアリング、ブレーキの各操作に対応。ドライバーはこれらの操作を、見守る必要はない。ステアリングホイールから手を放すことも可能。その国の法律で許されていれば、車載テレビを視聴するなど、運転以外の行為を行うことができる。ただし、自動運転システムが機能の限界に達した場合には、すぐドライバーに、運転操作に戻るよう通知される。

新型A8では自動運転中に常時、セントラルドライバーアシスタンスコントローラー(zFAS)が、各種センサーからのデータを照らし合わせることで、車両周辺の状況を導き出す。レーダーセンサー、フロントカメラ、超音波センサーに加えて、レーザースキャナーも採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  2. 「存在感ハンパない」DSの新型フラッグシップ『N°8』が「唯一無二な印象」など話題に
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る