ソーラーカーで南極点をめざす 帝人がプロジェクト支援、軽量・高強度素材を提供

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リサイクル素材を使用した環境配慮型のソーラーカー
リサイクル素材を使用した環境配慮型のソーラーカー 全 1 枚 拡大写真

帝人は6月13日、創立100周年記念プロジェクトの一環として、ソーラーカーで南極点到達を目指す欧州のプロジェクト「Clean 2 Antarctica(C2A)」を支援すると発表した。

C2Aは、オランダの冒険家であるエドウィン・テル・ヴェルデ氏と、学生や若き専門家たちにより展開されるプロジェクト。「変革に向けた冒険」をテーマに、使用済みペットボトルやプラスチックごみなどのリサイクル素材を使用した環境配慮型のソーラーカーで、南極点への到達に挑戦する。

帝人はC2Aの趣旨に賛同し、ソーラーカーの車体や構造材向けの軽量・高強度素材の提供や、タイヤの設計解析サポートなどを通じて、プロジェクトを全面的に支援する。

鉄の6倍の強度と1/5の軽さを持つ「トワロン」は、車体の床下に使用。南極大陸の鋭利な氷面から受ける衝撃への耐久性向上と、車体の軽量化に貢献する。また、鉄の8倍の強度を持ち、耐衝撃性、耐疲労性、耐薬品性に優れる「テクノーラ」は車体の補強用、およびソーラーパネルの角度などを調整するロープ用として使用。そのほか、高機能ポリエチレンテープ「エンデュマックス」や炭素繊維「テナックス」、ポリカーボネート樹脂「パンライト」などを提供する。

C2Aのメンバーは、8月27日に大型帆船でアムステルダム港から出航し、最初の寄港地であるカナリア諸島のテネリフェ島に到着する9月17日までの間に、課題として「将来、帝人が循環型社会を実現するリーダー企業となるための計画」を策定・提出。その後はアルゼンチン南部のパタゴニアに向けて航海を続け、12月にはソーラーカーで南極大陸西部のユニオン・グレーシャー・キャンプを出発し、南極点に到達する予定。C2Aは往復で2300kmの距離を走破することになる。

《纐纈敏也@DAYS》

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