JR東日本が津波想定の避難訓練…一般を対象にM8.2、最大震度6強を想定 9月1日「防災の日」

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4月に横須賀駅で行なわれたJR東日本社員による津波想定の避難訓練。
4月に横須賀駅で行なわれたJR東日本社員による津波想定の避難訓練。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本横浜支社は、「防災の日」にあたる9月1日に横須賀駅(神奈川県横須賀市)で一般を対象にした津波想定の避難訓練を実施する。

この訓練は、房総半島南端の野島崎沖を震源とする、マグニチュード8.2、最大震度6強の巨大地震により、高さ3.7mの津波が発生し、気象庁から津波警報が発表されたことを想定。横須賀線の津波注意区間を走行している列車の乗客が仮想する安全な場所まで避難するというもので、4月には、今回実施される同じ箇所で、JR東日本社員による訓練が行なわれている。

当日は横須賀線で運行されているE217系電車を使用する臨時列車で、大船駅(神奈川県鎌倉市)を10時55分頃に出発。訓練は横須賀駅に到着後の11時30分頃から11時50分頃にかけて実施され、ハシゴを使用せずに列車から降り、横須賀駅構内に指定した避難場所まで避難する。大船~横須賀間を往復する臨時列車の運賃は無料。

参加申込みは6月18日11時から「9月1日避難訓練 横須賀駅」と検索するとヒットする特設サイトで受け付ける。中学生以上の1500人を募集するが、中学生未満でも家族などが同伴する場合は参加可能。

締切は7月31日24時で、申込みは1人1回に限られる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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