ホンダ S660、スピード表示が実速より遅くなるおそれ 1615台をリコール

自動車 テクノロジー 安全
ホンダ S660 α
ホンダ S660 α 全 2 枚 拡大写真

ホンダは6月21日、軽オープンスポーツ『S660』MT車のピックアップセンサに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2017年7月3日から2018年3月27日に製造された1615台。

ピックアップセンサにおいて、スペーサの厚さ設定が不適切なため、ピックアップセンサ先端にトランスミッション内の摩耗粉が付着して揺動すると、ピックアップセンサの出力信号が一時的に乱れることがある。そのため、速度計へ誤った信号が伝達され、走行中に速度計の表示が実速度に対して一瞬低く表示される。また、クルーズコントロール作動中には機能が解除されるおそれがある。

改善措置として、全車両、ピックアップセンサのスペーサを対策ワッシャと交換するとともに、新品のオーリングと交換する。

なお、車両製造後、修理等で対象となる部品が組付けられた車両417台、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない30個も対象となる。

不具合は5件発生、事故は起きていない。市場からの情報により届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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